刀禰
とね
名詞
標準
priest
文例 · 用例
広野の中に刀禰の大河が流れていた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
前には刀禰の大河が溶漾と流れていた。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
刀禰の流れは銀色を帯び、渡って来た、秋鳥も瀬の面に浮ぶようになった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
その岸に寝た刀禰の川水がうねうねと白く光って通っている。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
一人は郡山藩の柳田徳蔵、今一人は尾州藩の鹿島復之丞、跡の二人は皆|十津川の人で、前岡|力雄、中井|刀禰雄と云つた。
— 森鴎外 『津下四郎左衛門』 青空文庫
とねりは、をさと同じ語原のとね即、外根からの刀禰と、「折り」か「坐り」の融合したものらしい。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
平安時代の者は、官人或は刀禰たちの仮装に過ぎないで、山人自身意義も知らなかつたであらう。
— 折口信夫 『村々の祭り』 青空文庫
ひとのとも、刀禰などのとで、神の配下の家の意であらうか。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
標準
member of one of the four administrative ranks in the ritsuryō system
標準
government official in charge of a town, esp. in Heian Kyoto
標準
prominent member of a town
標準
river boatman
標準
(medieval) harbor manager
標準
bandit leader
ウィキペディア
刀禰(トネ、等禰、止禰、舎人)とは日本の古代から中世にかけて、公事に関与する者の総称として用いられた職名である。近畿およびその周辺の沿岸域を中心に使われた。
出典: 刀禰 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0