問答無益
もんどうむえき
名詞
標準
there being no use in arguing (about it)
文例 · 用例
もうこの上はこんな奴等と問答無益、片っ端から花道へひきずり出して、柔術の腕前をみせてやろうかとも思ったのですが、どうしても、そんなことは出来ない。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
もはや問答無益じゃ。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
山内が「問答無益っ、斬れっ」 と、叫んだ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
「やあ汝出過者め、無縁とあらば事を好まず、穏しく控えて居ればよいに、このあばら組に楯衝いて、箭を射かけるとは命知らずめ、問答無益、出た杭は打ち、遮る雑草は刈取らねばならぬ!
— 国枝史郎 『弓道中祖伝』 青空文庫
「酔ひたる者と問答無益し、ただ一噬み」ト寄らんとすれば、黒衣は慌しく松の幹にすがりつつ、「こは情なの犬殿かな。
— 巌谷小波 『こがね丸』 青空文庫
まさにテストをうけてゐるのは清人の方だから、問答無益、ポケットへ手をつッこんで財布をとりだしつゝ、「女中ぐらゐ、志願者がありすぎるのさ。
— 坂口安吾 『金銭無情』 青空文庫
他日三十六階の大出版ビルを建設するこの大竜、問答無益だ。
— 坂口安吾 『左近の怒り』 青空文庫
八人の野武士も刀を抜き、既に問答無益とばかり、右門と山吹を取りこめて、ここにかしこに斬り結んだ。
— 国枝史郎 『蔦葛木曽棧』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、もうこれ以上議論しても問答無益だと悟り、話を打ち切った。
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「どうせ意見が合わないのだから、これ以上話しても問答無益だよ。」
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過去の過ちについて延々と責められても、問答無益だと感じた。
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