クスッと
クスッと異読 くすっと・くすりと
副詞
標準
slipping out (a chuckle, giggle)
文例 · 用例
登らずに引きかえして下り出したということが何か可笑しくて、微笑すると、彼女もクスッと声を立てた。
— 織田作之助 『ひとりすまう』 青空文庫
雄吉が、先に立って、カフェ××××へ入っていくと、そこにいた二、三人の給仕女は、皆クスッと笑った。
— 菊池寛 『青木の出京』 青空文庫
結局さ、おれは、生まれつきの犠牲者ってやつかもしれないし」 令子と高志は、一瞬、呆気にとられ、さきに令子がクスッと小さく吹きだし、それに引きずられて、高志も、いかにもおかしそうに大笑いをはじめた。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
――女ッて…… お君がクスッと笑った。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
お君がそう云って、――何時もの癖で、いたずらゝしく、クスッと笑った。
— 小林多喜二 『工場細胞』 青空文庫
清子は「栄養漫才」というのを読んで、思わずクスッと笑いかけた。
— 矢田津世子 『茶粥の記』 青空文庫
「寒さなどには驚かない」「それはさようでございますとも」クスッと笑ったが話しかけた。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
一日頸をたれて、カタカタ、カードを鳴らす……それもてんで無意味な仕事でしょう……つくづく嫌になるわ」「こっちの仕事をやる気なら東京でもいくらも働けるさ」 それから、クスッと笑って、「郷里へ帰ったら息子とも闘わざるを得ないね」「息子?
— 戸田豊子 『歩む』 青空文庫
作例 · 標準
彼のユニークな発言に、思わずクスッとしてしまった。
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飼っているペットの面白い仕草を見て、一人でクスッとなった。
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予想外の展開に、隣にいた友人と顔を見合わせてクスッとした。
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