工業会
こうぎょうかい
名詞
標準
文例 · 用例
尤も、大戦前のドイツのある化学工業会社などでは、常に数十人の学者を養って、それに全く気儘な研究をさせたという話である。
— 寺田寅彦 『学問の自由』 青空文庫
そこで県工業会の役員たちや、工芸学校の先生は、それについていろいろしらべました。
— 宮沢賢治 『紫紺染について』 青空文庫
「白熱せる万国工業会議」。
— 寺田寅彦 『野球時代』 青空文庫
アメリカ電気電子通信学会(IEEE)と西部電子工業会が共催する技術会議。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
高麗丸船上から、この朝、私たちが瞥見した、あの濛々たる黒煙を吐いていた五、六本の大煙突の立つ真岡工業会社の内部に、私たちは今まさに、兢々然たる胎内|潜りをやっているのだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
予言者 京都の工科大学教授N氏が、世界戦役当時、ある新聞記者との対談に、その頃方々に頭をもちあげて来た化学工業会社がどう成り行くものか、例へば塩酸加里の会社にしても、戦前はたつた一つしか無かつたのが、戦争が始まると、ざつと四十にも殖えた。
— 初出未詳 『茶話』 青空文庫
八月四日(水) 公聴会午後一時半 蔵前工業会館 仕事八枚 けさ四時古田氏帰京。
— 一九四八年(昭和二十三年) 『日記』 青空文庫
ある阪神間の重工業会社のごときは、捕虜がいなくなれば潰れると言っている。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫