読玩
よみ玩
名詞
標準
文例 · 用例
私はその一々肯綮に当る先生の手法を熟読玩味して、私の歌の上にも種々の暗示を与へられるを興味ふかく感じる。
— 中村憲吉 『頼杏坪先生』 青空文庫
無論黒川先生や、小杉先生の所論をも熟読玩味してみた。
— 喜田貞吉 『法隆寺再建非再建論の回顧』 青空文庫
が、自分が志したのは、いまだ孔子に触れたことのない人に『論語』を熟読玩味してみようという気持ちを起こさせることであった。
— 和辻哲郎 『孔子』 青空文庫
父などことにそうで、酒を飲みながら、いろいろ語る兄の二年間の進歩ぶりや、世の中の移り変りなど、それはそれは熟読玩味していたようである。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
私は西鶴の「日本永代藏」や、「胸算用」を更に熟讀玩味する事に依つて、貯蓄の妙訣を體得しようと思ひ立つた。
— 太宰治 『金錢の話』 青空文庫
余輩は幾度か『魏志』の文面を通讀玩索し、而して後漸く爰に確乎動かすべからざる三箇の目標を認め得たり。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫