精進揚げ
しょうじんあげ
名詞
標準
vegetable tempura
文例 · 用例
そうして婆に言いつけて、私の連れの職工とその相手のおいらんをも私たちの部屋へ呼んで来させ、落ちついてお茶をいれ、また部屋の隅の茶箪笥から、お皿に一ぱい盛った精進揚げを取り出し私たちにすすめました。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
ぎょっとして、あわてて精進揚げを呑みくだし、うむ、と首肯くと、その女は、連れの職工のおいらんのほうを向いて小声で、育ちの悪い男は、ものを食べさせてみるとよくわかるんだよ、ちょっちょっと舌打ちをしながら食べるんだよ、と全くなんの表情も無く、お天気の事でも言っているみたいに澄まして言うのでございます。
— 太宰治 『男女同権』 青空文庫
白い御飯とごぼうとにんじんの精進揚げに、英の心づくしこもる。
— 海野十三 『海野十三敗戦日記』 青空文庫
精進揚げのようなものです。
— 島秋人 『遺愛集』 青空文庫
――断わっておくが「てんぷら」屋といっても、じつは精進揚げのことである。
— 山本周五郎 『季節のない街』 青空文庫
作例 · 標準
今日の夕飯は、ナスやカボチャ、レンコンを使った精進揚げにした。
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揚げたての精進揚げに軽く塩を振って食べると、素材の甘みが際立つ。
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お寺の宿坊で出された精進揚げは、衣がサクサクしていて絶品だった。
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