決闘状
けっとうじょう
名詞
標準
dueling challenge
文例 · 用例
いや美しくはないけれど、でも、ひとりで生き抜こうとしている若い女性は、あんな下らない芸術家に恋々とぶら下り、私に半狂乱の決闘状など突きつける女よりは、きっと美しいに相違ない。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
さて、これは決闘状より可恐しい。
— 泉鏡花 『眉かくしの霊』 青空文庫
――もうこの頃では、押掛ける、引摺りに行く、連れて帰る、と決闘状。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
それは左封じであって、中はいうまでもなく、日時と場所を指定した、決闘状であった。
— 山本周五郎 『竹柏記』 青空文庫
――夜になってから、主計は机に向って、細野源三郎へ決闘状を書いた。
— 山本周五郎 『古今集巻之五』 青空文庫
彼はふところ紙を出して涙を拭き、書きかけていた決闘状をひき裂いた。
— 山本周五郎 『古今集巻之五』 青空文庫
おれは決して前後を忘れはしなかった」「結局、どうしようというのだ」「つい先刻、藤六から決闘状が来た。
— 山本周五郎 『蘭』 青空文庫
そして(a)アトスの山に決闘状を送った。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
翌朝、主人公の元に届けられたのは、ライバルからの挑戦状、すなわち決闘状であった。
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「こんな決闘状、破り捨ててしまえばいいのに」とヒロインは涙ながらに訴えた。
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中世の物語の中では、決闘状を送ることが騎士としての礼儀と見なされる場面も多い。
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