難くせ
かたくせ
名詞
標準
fault-finding
文例 · 用例
監督は蛇に人間の皮をきせたような奴だから、何んとかキット難くせを「ぬかす」に違いなかった。
— 小林多喜二 『蟹工船』 青空文庫
いろいろと難くせをつけては、盛んに僕を罵倒した。
— 女房に与えて彼女に対する一情婦の心情を語る文 『男女関係について』 青空文庫
それだのに、差入弁当となると、何とかかんとか難くせをつけたい。
— 大杉栄 『獄中消息』 青空文庫
何でもないことに難くせをつけ、愛の皆無な思いやりのない継母でとうてい娘のほうから近づけないのもあるでしょう。
— 若菜(上) 『源氏物語』 青空文庫
安さんは兄さんや代書屋を貶して、あれたちは財産めあてなのだから、と暗に警戒を強いるし、兄さんの方ではまた安さんや代書屋に兎角難くせをつけたがる。
— 矢田津世子 『神楽坂』 青空文庫
兵隊が強いことだけはひやかさうにもひやかせまいが、その埋め合せに、彼等はあらゆる一挙手一投足に難くせをつけかねないのである。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
一 まず第一旦那買いすべき事二 みだりに値切らざる事三 一旦買い取りたる上は返品せざる事四 心に欲すると欲しないは別とし、品物の難くせ言うは悪し五 儲かるとてみだりに売るべからず * 途方もない考えがなくては、途方もない結果はない。
— 北大路魯山人 『愛陶語録』 青空文庫
あるいは食パンなど急に追加注文になって我が店だけでは間に合わないので諸所の同業者間を歩いてようやく間に合わし、お得意の便宜を計って差上げたのに、もう不用になったとて一言の謝辞もいわぬのみか、その品に難くせつけて突っ返されることがある。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも他人の仕事に難くせをつけてばかりで、周りから煙たがられている。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
完璧に仕上げたつもりだったが、姑は揚げ物の衣の色が悪いと難くせをつけてきた。
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「この企画書、面白いじゃないか。難くせをつけるところが見当たらないよ。」
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