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ぼろぼろ

ぼろぼろ
形容動詞
1
標準
文例 · 用例
いつといふこともないぼろぼろになつた憂鬱の鞄をさげて明朝は港の方へでも出かけて行かう。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
また、幹には苔が蒸して、皮は土より柔く、ぼろぼろに腐っているから、生あるものの肌のようで、ぬらりと滑り、ぐちゃりと触れて、いやな気持がする。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
歯がぼろぼろに欠けて来た。
太宰治 東京八景 青空文庫
どんなにぼろぼろでも自分專用の楯があつたら。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
私の歯は、ぼろぼろに欠けているのである。
太宰治 容貌 青空文庫
煉瓦はちょうど落雁か何かで出来てでもいるようにぼろぼろに砕けてしまった。
寺田寅彦 鑢屑 青空文庫
宿河原のぼろぼろの仇討決闘の話でも、我執無慙を非難すると同時にまた「死を軽くして、少しもなづまざるかたのいさぎよさ」を讃えている。
寺田寅彦 徒然草の鑑賞 青空文庫
始めの方はもうぼろぼろに朽ちているが、それでもところどころに比較的鮮明な部分はある。
寺田寅彦 厄年と etc. 青空文庫