当量
とうりょう
名詞名詞-の形容詞
標準
equivalent
文例 · 用例
去年、米の供出の場合、村割当量が個人割当に変ったとき、供出せられるだけすべし、すれば一日四合分配給すると命ぜられたことがある。
— ――木人夜穿靴去、石女暁冠帽帰(指月禅師) 『夜の靴』 青空文庫
昆布の含むヨードは、乾燥してしまって、何う成っているか、私もそこまで研究しないし、第一、そんな事を研究している人も無いが、その味から云えば、生には及ばないでも、相当量に含有している事は明らかである。
— 直木三十五 『大阪を歩く』 青空文庫
ところが、ある夏、房州館山へ所用があつて出掛けると、旅先で風邪をこじらせて肺炎になり、肺炎がやつとおさまつたと思ふと、またまた相当量の喀血で、医者から絶対安静を命ぜられ、私の闘病生活がはじまつた。
— 岸田國士 『述懐』 青空文庫
なかには、と云つても、常会にあまり顔を出さぬ二三の「多忙患者」は、細君からそれを聞かされて、ちよつと鼻で笑つてみせたが、案外細君が乗り気なので、腹の底では、一軒当りの収穫配当量をぼんやり計算をしてみるほどの意地きたなさを暴露した。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
」「僕はズッとここでマキ割りしてたもんで、家の中のことは知らないのですが……」 なるほど相当量のマキが割られて散らばっていた。
— 坂口安吾 『正午の殺人』 青空文庫
――当村の供米成績は割当量の五十一パーセント、全郡第一の好成績を収めたわけで、まことに御同慶の至りです。
— ――宛名のない手紙―― 『日本人とは?』 青空文庫
私が旅館をひきあげるとき、勘定を支払う時に、また驚いたが、田中は私のウイスキーをのみほしたほかに、ビール二ダースと日本酒の相当量をのみほしていたのである。
— 麻薬・自殺・宗教 『安吾巷談』 青空文庫
それで蜜柑の罐詰が、相当量アメリカへ輸出されていて、これは非常に喜ばれている。
— 中谷宇吉郎 『果物の天国』 青空文庫
作例 · 標準
化学反応では、各物質が当量比で反応する。
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この物質の当量重量を計算する必要がある。
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酸と塩基が当量点で中和する。
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