絞
こう
名詞頻度ランク #33511 · 青空 445 例
標準
death by hanging (punishment in the ritsuryō system)
文例 · 用例
その赤面を回避しようとするや、君は君の芸術を絞めにかゝつてゐるのだ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
王が代わりに自分の弓を与えたのを引き絞ってみて「弱い弱い、大王の弓にはあまり弱い」と言って弓を投げ捨て、剣と盾とを取って勇ましく戦った。
— 寺田寅彦 『春寒』 青空文庫
そうして河向いの高い塀の曲り角のところの内側に塔のような絞首台の建物の屋根が少し見えて、その上には巨杉に蔽われた城山の真暗なシルエットが銀砂を散らした星空に高く聳えていたのである。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
子供は床の中で目を覚まして、その鏡台のある隣りの部屋で、お母さんが頭の生地を綺麗にするために使ふ布が、小さな金盥の中の熱いお湯に漬けられては絞られる時の、お湯の滴の音を聞いてゐます。
— 中原中也 『家族』 青空文庫
今更、この期になってびくつくまいぞ」 娘の冴えまさる美しい顔を見ると、その毒心もつい鈍るので翁は眼を娘から外らしながら声を身体中から振り絞るべく、身体を揉み揺り地団太踏みながら叫んだ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
お蘭は冷水で絞った手拭を持って来てやったり、有り合せの蕨餅に砂糖をかけて出してやったりした。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
散々あぶく銭を男たちから絞って、好き放題なことをした商売女が、年老いて良心への償いのため、誰でもこんなことはしたいのだろう。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
そういう場合、未成熟の娘の心身から、利かん気を僅かに絞り出す、病鶏のささ身ほどの肉感的な匂いが、柚木には妙に感覚にこたえて、思わず肺の底へ息を吸わした。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
作例 · 標準
古代の厳格な法律では、重罪を犯した者に対して絞(こう)の刑が課せられていた。
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絞(こう)による処刑が執行される直前、囚人は静かに家族への最後の手紙を綴った。
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古い歴史書を紐解き、中世における絞(こう)の刑の執行体制について詳細に調べる。
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