度有り
どあり
名詞
標準
文例 · 用例
第一正札も無ければ、「毎度有り難う」も云わぬ。
— 夢野久作 『街頭から見た新東京の裏面』 青空文庫
」「いよう、豪勢だな――えゝ毎度有りがたう。
— 牧野信一 『泉岳寺附近』 青空文庫
天保年中には吉原に大火が二度ありまして、一度は天保六年の正月二十四日で廓内全焼、次は天保八年の十月十九日で、これも廓内全焼でした。
— 大阪屋花鳥 『半七捕物帳』 青空文庫
(違うかどうか分りませんが、その以前に二度あります。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
)夫人 (外套をとり、塵を払い、画家にきせかく)ただ一度ありましたわね――お覚はありますまい。
— 泉鏡花 『山吹』 青空文庫
――大島屋の大きいお上が、半月と、一月、ずッと御逗留の事も毎度ありましたが、その御逗留中というと、小一の、持病の坐睡がまた激しく起ります。
— 泉鏡花 『怨霊借用』 青空文庫
明暦三年より明治十四年までの間に大火九十三度ありて、中二十二三度のほかは、雲南の方へ走り、若くは南東南東西の方へ走りたる時なり。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
太祖の英明にして意を民人に致せしことの深遠なるは言うまでも無し、太子の仁、太孫の慈、亦人君の度ありて、明律|因りて以て成るというべし。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫