落帯
らくたい
名詞
標準
skin stretched on the sides of a biwa
文例 · 用例
しかし大多数の読者がこの点について一通りの予備知識を備えているものと仮定してもおそらくたいした不都合はあるまいと思う。
— 寺田寅彦 『映画芸術』 青空文庫
……剣術が先か魚釣りが先か、おれにはどちらともわからねえが、おそらくたいへんな修業をしたものだ。
— 鎌いたち 『顎十郎捕物帳』 青空文庫
現在はおそらくたいていは畠となり、または淋しい山や原野の中になっていることと思うが、彼等の屋敷と称するものが相応に多いのは、それを再びただの百姓の居宅にすることを好まなかったからの記憶であり、同時にこの人々が少しく立ち離れた処に、居住を認められていた名残でもあった。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
そして今度は急に声に力を入れて、「ただ、私がせがれのことを申上げますのは、今度の問題がよほど巧妙に仕組まれていて、恐らくたいていの生徒は自分でも気づかないうちに、とんでもないところに引きずって行かれるのではないかと、それを心配いたすからです。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
表門は刻限で閉るが、ぬけ遊びには門番にくすりがきかせてあって(おそらくたいていの屋敷が同じことだろう)十二時ぎりぎりまでは門を通ることができる。
— 山本周五郎 『古今集巻之五』 青空文庫
作例 · 標準
琵琶の落帯には、繊細な模様が施されていた。
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熟練の職人が、琵琶の音色を左右する落帯を丁寧に張る。
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この琵琶は、落帯の材質にもこだわりが感じられる。
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