上卿
じょうけい
名詞
標準
文例 · 用例
魯の昭公は上卿季平子を討とうとしてかえって国を逐われ、亡命七年にして他国で窮死する。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
みんな、あの若い傲慢な衛侯と、それを輔ける・しかつめらしい老獪な上卿・孔叔圉(自分の姉の夫に当る爺さんだが)の下で、などという名前は昔からてんで聞いたこともなかったような顔をして楽しげに働いている。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
薄暮女装して孔氏の邸に潜入、姉の伯姫や渾良夫と共に、孔家の当主衛の上卿たる・甥の孔※(伯姫からいえば息子)を脅し、之を一味に入れてクウ・デ・タアを断行した。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
天子|直参の上卿用たる衷甸両牡の車に乗る。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
みんな、あの若い傲慢な衞侯と、それを輔ける・しかつめらしい老獪な上卿・孔叔圉(自分の姉の夫に當る爺さんだが)の下で、などといふ名前は昔からてんで聞いたこともなかつたやうな顏をして樂しげに働いてゐる。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
薄暮女裝して孔氏の邸に潛入、姉の伯姫や揮良夫と共に、孔家の當主衞の上卿たる・甥の孔※(伯姫からいへば息子)を脅し、之を一味に入れてクウ・デ・タアを斷行した。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
天子直參の上卿用たる衷甸兩牡の車に乘る。
— 中島敦 『盈虚』 青空文庫
或る時、霊公が朝にいて、上卿の孔寧と儀行父とに戯れ、チラリと其の衵服を見せた。
— 中島敦 『妖氛録』 青空文庫
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上卿(しょうけい、じょうけい)は、平安時代以降の朝廷において、公卿が関わる組織や儀式・政務・公事などの各種行事における役目の中の筆頭の者を指す。転じて、上卿になれる資格を持った者すなわち、公卿そのものを指す別称として用いられた例もある。上(しょう)の一字で表されることもある。特に太政官の長を一上と呼んだ。
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