掛下
かけした
名詞
標準
文例 · 用例
赤革靴に霜降の流行型の背廣を着た方は金縁眼鏡を掛け、和服の方は羽織を脱いだ着流し姿になつて、毛もくぢやらの足を腰掛下に突き出してゐる。
— 南部修太郎 『女盗』 青空文庫
たとえば、馬の背や人足の力をかりて旅の助けとするとしても、従来の習慣によれば本馬三十六貫目、乗掛下十貫目より十八貫目、軽尻あふ付三貫目より八貫目、人足荷五貫目である。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
「岸本さんのようにわざわざ日本から仏蘭西へお出掛下さる方もあり――」と言って老婦人は自分の子息と岸本の顔を見比べて、「そうかと思うと姪のように、仏蘭西から日本の方へ行ってしまうのもあります」 その時岸本は国の方から茶や椿の種を持って来たことを言出した。
— 島崎藤村 『新生』 青空文庫
「まあ、こちらへでもお掛下さいまし。
— VATER SERGIUS 『パアテル・セルギウス』 青空文庫
もし御様子よくば木曜の夕茸飯を食いに御出掛下さい。
— 高浜虚子 『漱石氏と私』 青空文庫
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掛下(かけした)は静岡県磐田市の大字。
出典: 掛下 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0