感光紙
かんこうし
名詞
標準
photosensitive paper
文例 · 用例
感光紙は活動写真のフィルムのように巻きつけて具えられてあるから、二十分、三十分間の心臓運動の模様も、自由に連続的に曲線としてあらわすことが出来るのである。
— 小酒井不木 『恋愛曲線』 青空文庫
僕が君に送らんとする恋愛曲線も、この感光紙にあらわれた曲線に外ならない。
— 小酒井不木 『恋愛曲線』 青空文庫
さあ、これからスイッチを捻ってアーク燈をつけ、感光紙を廻転せしめよう。
— 小酒井不木 『恋愛曲線』 青空文庫
涙に濡れた感光紙が太陽に出会つては白々と光つた。
— 李箱 『且8氏の出発』 青空文庫
私はその時分から「光ちゃんうちのこと何にもいわんと、あんたのことばっかり、ああしたらいかんこうしたらいかんいうやないか。
— 谷崎潤一郎 『卍(まんじ)』 青空文庫