能会
のうかい
名詞
標準
文例 · 用例
馴染になって、元老の娘が、五つばかり年紀上だが優しい婦で、可愛い小僧だから、つい親んで、一日、能会の日、中食の弁当を御馳走して、お茶を入れて二人で食べていた。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
委員会は、興行協会、芸能会各部会の役職員、並に大政翼賛会支部職員を以て組織する。
— 岸田國士 『空襲時に於ける興行非常対策について』 青空文庫
芸能各部門及び芸能会が独自の立場に於て展開せんとする運動、及び公私団体の名義による芸能事業の内容を知悉し、成し得れば予め協議を行ひ、その間の調整を計る。
— 岸田國士 『空襲時に於ける興行非常対策について』 青空文庫
昭和五年の俳能会の時分に、久し振りでたかし君の仕舞を見、次ぐ年の俳能会の時分に、その鼓の一調を聞いた。
— 松本たかし 『松本たかし句集』 青空文庫
普通の大衆は既に豪華なものになった能会になかなか近寄ることが出来ませぬ。
— 柳宗悦 『民藝四十年』 青空文庫
梅まつり、夜は芸能会といふところ。
— 昭和三十三年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫