大和歌
やまとうた
名詞
標準
Japanese poem
文例 · 用例
そのみなもとを悲しめ、而して至醇なそのみなもとの歌の気禀をかりそめにも傷くるな、笛の匂を知れ、完成された大和歌の心根に更に悲しい銀光の燻しをかけよ。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
やまとうた、あるじもまらうどもこと人もいひあへりけり。
— 紀貫之 『土佐日記』 青空文庫
やまとうたあるじの守のよめりける、「都いでゝ君に逢はむとこしものをこしかひもなく別れぬるかな」となむありければ、かへる前の守のよめりける、「しろたへの浪路を遠くゆきかひて我に似べきはたれならなくに」。
— 紀貫之 『土佐日記』 青空文庫
」「宗祇が『古今集』のやまとうたは人の心を種とするといっているのを釈して、それを元初一念の人の心と断じ、忽然念起、名づけて無明と為すというのはこれだ。
— ――黙子覚書―― 『夢は呼び交す』 青空文庫
けれども、それらの歌とても、すべてただうたであればよかったのであって、何も殊さらやまとうただの和歌だのといったり記したりする必要は少しもなかったのである。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
思えば単にうたで通っていたものが、やまとうたでなければならなくなり、あるいはまた、和歌とか倭歌とかでなければならなくなったということは、まことに意味の深重なものがある。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
しかしやまとうたという意識が明らかになってきたのは恐らく大化改新の頃からのことであろう。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
そしてそれに対立してやまとうたの意識も宮廷を中心として成り立って来るのであった。
— 風巻景次郎 『中世の文学伝統』 青空文庫
作例 · 標準
万葉集には、日本の豊かな自然を詠んだ大和歌が多く見られる。
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大和歌は、平安時代の貴族たちの間で深く愛された文学形式だった。
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大和歌の調べは、日本人の心の奥底に響く美しさがある。
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ウィキペディア
大和歌(やまとうた)は、雅楽における国風歌舞の歌謡である。倭歌とも表記され、和舞(倭舞・大和舞)に伴って歌われる。
出典: 大和歌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0