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軍荼利

ぐんだり
名詞
1
標準
Kundali (tantric Buddhist deity)
文例 · 用例
――山よりほかに、…… なぞという大時代的なばかな感慨にふけって、かすかに涙ぐんだりなんかして、ひどく、だらしない。
太宰治 八十八夜 青空文庫
その言葉の裏には、しかし葉子に特有な火のような情熱がひらめいて、その目は鋭く輝いたり涙ぐんだりしていた。
有島武郎 或る女 青空文庫
次第にセンチメンタルになり、神経衰弱になり、刹那の感興に涙ぐんだり狂喜したりする傾向が極端になる。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
病人はふと涙ぐんだりした。
北條民雄 盂蘭盆 青空文庫
」 涙ぐんだり悲壮な顔付をしたりしたがる道化者が、自分のうちにぴくぴく動きだすのを、私は一生懸命に押えつけた。
豊島与志雄 道化役 青空文庫
下手者に選ばれた男は自ら進んで其任に當つたのですが、さすがに涙ぐんだりして、私の兄に叱られた樣など、今も眼に見るやうに思ひ出されます。
石川三四郎 青空文庫
たといわれわれがある仏像の前で、心底から頭を下げたい心持ちになったり、慈悲の光に打たれてしみじみと涙ぐんだりしたとしても、それは恐らく仏教の精神を生かした美術の力にまいったのであって、宗教的に仏に帰依したというものではなかろう。
和辻哲郎 古寺巡礼 青空文庫
私が机に向い本を読んだり、小説を書きあぐんだりしているわきで、メリーは土間に寝そべっていたり、お婆さんのいる座敷の縁先に遠慮なく上りこんで日なたぼっこをしていたり、またお婆さんが庭に丹精して育てている草花のかげで昼寝をむさぼっていたりしている。
小山清 犬の生活 青空文庫
作例 · 標準
寺院の片隅に、忿怒の形相を浮かべた軍荼利の像が安置されていた。
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密教の修行において、軍荼利の真言を唱えて障害を打破する。
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彼は古い仏画の中から、蛇を身に纏った軍荼利の姿を見つけ出した。
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