手にかける
てにかける
表現動詞-一段
標準
to take care of
文例 · 用例
「どうせ犬殺しの手にかけるなら自分でやっちまった方がいいと思って……」 太十は口をしがめた。
— 長塚節 『太十と其犬』 青空文庫
が、母が身に付けたものを、他人の手にかけるのは、厭だった。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
こんなこっぱ事件、おれが手にかけるがほどのものはねえと思っていたんだが、質屋のおやじのせりふが気に食わねえんだ。
— 青眉の女 『右門捕物帖』 青空文庫
しかし仮にも武士たるものが、歌舞伎役者の上手下手をあらそって、町人の相手をふたりまでも手にかけるとは、まことに類の少い出来事で、いくら仇討の芝居を見たからと云って、とんだ仇討をしてしまったものです。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
が、母が身に付けたものを、他人の手にかけるのは、厭だつた。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫
お月見にといってあなたを誘い出して、こんな山奥へ連れて来たのは、今年はあなたがもう七十になって、いつ島流しにされるか分からないので、せめて無慈悲な役人の手にかけるよりはと思ったからです。
— 楠山正雄 『姨捨山』 青空文庫
ドンナ難事件でも一旦彼奴の手にかけるとなると、キットどこからか犯人をヒネリ出して来る。
— 夢野久作 『ドグラ・マグラ』 青空文庫
そいつが四尺近くもあろうかと思われる長い髪を色々な日本髪に結うのじゃそうなが、髪結いの手にかけると髪毛が余って手古摺るのでヤハリ自分で結うらしい」「してみると入浴の一時間は長くないですな。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
作例 · 標準
長年手塩にかけて育てた盆栽が、ようやく立派な姿になった。
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この店の料理は、すべてご主人が手塩にかけて作っている。
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彼は手塩にかけて育てた弟子たちの成長を喜んだ。
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標準
to kill with one's own hands
作例 · 標準
復讐のために、彼は自分の手にかけることを選んだ。
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あの悪人を自分の手にかけることに、彼は何の躊躇もなかった。
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彼は自ら手を汚すことを避けて、部下に手にかけるよう命じた。
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標準
to do personally
作例 · 標準
大切な顧客への贈り物は、社長自らが手にかけることにした。
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この繊細な作業は、ベテランの職人が手にかける必要がある。
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彼はどんな小さな仕事でも、手にかける際は真剣だった。
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標準
to request that someone deal with (something)
作例 · 標準
「この件は、どうぞ先生のお手にかけることはできませんか?」
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難しい交渉だったので、信頼できる彼に手にかけるよう頼んだ。
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「この宿題、私には無理だから、お兄ちゃんに手にかけるようお願いしよう。」
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