吾曹
ごそう
代名詞
標準
we
文例 · 用例
骨董が重んぜられ、骨董蒐集が行はれるお蔭で、世界の文明史が血肉を具し脈絡が知れるに至るのであり、今までの光輝が吾曹の頭上にかゞやき、香気が我等の胸に逼つて、そして今人をして古文明を味はゝしめ、それから又古人とは異なつた文明を開拓させるに至るのである。
— 幸田露伴 『骨董』 青空文庫
爺いさんの傍にいた書生が、「や、吾曹先生が来た」と云った。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
茶山は「南阮有喪雖可悼、北堂無恙亦堪歌」と云ひ、山陽は「吾曹更誰望、父執有君存」と云つてゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
かつまた、後来この挙に傚い、ますますその結構を大にし、ますますその会社を盛んにし、もって後来の吾曹をみること、なお吾曹の先哲を慕うが如きを得ば、あにまた一大快事ならずや。
— 福沢諭吉 『慶応義塾の記』 青空文庫
当時居士は東京日日新聞の紙上に其の所謂「吾曹」の政論を掲げて一代の指導者たらんとしたのである。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
彼は、それをさきへやり過ごそうとした。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
それゆえ彼は第一学期の試験が来るまで、じっと自分の家にいて養生をしながら過ごそうと思いついたのだ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
『ひと晩を、ゆかいにすごそうじゃありませんか?
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『空とぶトランク』 青空文庫
作例 · 標準
(古典的な表現として)吾曹は、この国の未来を憂う。
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(物語の中で)「吾曹の力を持ってすれば、いかなる困難も乗り越えられよう。」
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(古い文献から)吾曹の願いは、ただ平和な世である。
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