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黄昏れる

たそがれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to get dark after sunset
文例 · 用例
一個一厘の廃球を割ったり、同級生の頭をこついたりしてみても、如何にもけちくさく、それよりか、一里以上もある道を築港まで歩いて行き、黄昏れる大阪湾をながめて、豹一おまえは可哀そうなやっちゃと自分を甘やかしている方が気が利いていた。
織田作之助 青空文庫
豹一は一里以上もある道を築港まで歩いて行き、黄昏れる大阪湾を眺めて、夕陽を浴びて港を出て行く汽船にふと郷愁を感じたり、訳もなく海に毒づいたりした。
織田作之助 青空文庫
豹一は一里以上もある築港まで歩いて行き、黄昏れる大阪湾を眺めて、夕陽を浴びて港を出て行く汽船にふと郷愁を感じたり、訳もなく海に毒づいたりした。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
紅葉の『色懺悔』は万朶の花が一時に咲匂うて馥郁たる花の香に息の塞るような感があったが、露伴の『風流仏』は千里|漠々たる広野に彷徨して黄昏れる時、忽然薄靄を排して一大銀輪のヌッと出ずるを望むが如く、また千山万岳の重畳たる中に光明赫灼たる弥陀の山越を迎うる如き感を抱かしめた。
――尾崎紅葉―― 硯友社の勃興と道程 青空文庫
冬の日の風は死して、寂としてはや黄昏れる渓間に、棚びきそめた灰色の靄をゆるがせて、二千呎の深い底から瀬の音が響いて来た。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
わたくしが電報配達人の行衛を見送るかなたに、初て荒川放水路の堤防らしい土手を望んだ時には、その辺の養魚池に臨んだ番小屋のような小家の窓には灯影がさして、池の面は黄昏れる空の光を受けて、きらきらと眩く輝き、枯蘆と霜枯れの草は、かえって明くなったように思われた。
永井荷風 元八まん 青空文庫
水の面の黄昏れるにつれて鴎の羽の色が際立つて白く見える。
永井荷風 すみだ川 青空文庫
水の面の黄昏れるにつれて鴎の羽の色が際立って白く見える。
永井荷風 すみだ川 青空文庫
作例 · 標準
外がすっかり黄昏れるのを待って、イルミネーションを点灯させた。
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夕方の空が綺麗に黄昏れる様子を、ベランダからぼーっと眺めていた。
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遊びに夢中になっているうちに辺りが黄昏れてきたので、急いで家に帰った。
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2
標準
to decline (after a peak)
作例 · 標準
あの賑やかだった商店街も、今ではシャッターが目立ち、すっかり黄昏れてしまった。
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技術革新についていけなかった産業が、緩やかに黄昏れていく様子が描かれている。
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彼がプロ野球選手として黄昏れるのを、ファンは悲しげな目で見守っていた。
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3
標準
to be lost in thought
作例 · 標準
夕暮れの教室で一人黄昏れている彼女に、声をかける勇気が出なかった。
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「ちょっと黄昏れてくる」と言って、彼は屋上へ向かった。
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コーヒーの香りに包まれながら、静かなカフェで黄昏れる時間が何よりの贅沢だ。
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黄昏れる(たそがれる) — 幻辞.com