急な流れ
きゅうなながれ
名詞
標準
swiftly running river
文例 · 用例
瞬間の暈くような激しさで、自分というものが橋桁で、下に急な流れをみおろしてでもいるような、止めどなく洗われている感覚に襲われることがある。
— 宮本百合子 『杉垣』 青空文庫
そして少しかみてが、滝とも瀬ともつかない急な流れでゆきどまりとなり、その下に、大人の胸ほどの深さのひろい淵をこさえていました。
— 豊島与志雄 『山の別荘の少年』 青空文庫
だが、急な流れを乗り切ると、ちよいと前方の水面を見ただけで、当分御無事だな、とすぐに見抜いてしまふ。
— 田畑修一郎 『医師高間房一氏』 青空文庫
その潮の流れ条というのは、それほど急な流れで至って勢いが強い、この潮へ引き込まれた船は帆を張っても力が及ばないで、ずんずんと一方へ引かれて行くのじゃ。
— 黒業白業の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
急な流れが、すぐに、その糸をぴんと張つてしまふ。
— 岸田國士 『泉』 青空文庫
浅くてせまい急な流れが、そのまん中を、曲がりくねりながら、抜けている。
— 片岡義男 『彼のオートバイ、彼女の島』 青空文庫
作例 · 標準
昨晩の豪雨で川が増水し、白波が立つほどの急な流れになっている。
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「危ない!そこは急な流れだから、絶対に足を踏み入れちゃダメだぞ」
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カヌーでこの急な流れを乗りこなすには、かなりの熟練した技術が必要だ。
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橋の上から覗き込むと、急な流れが複雑な渦を巻いているのが見えた。
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