夢寐
むび
名詞動詞-サ変
標準
asleep
文例 · 用例
この俊爽なる法官は実に渠が三年の間|夢寐も忘れざりし欣さんならずや。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
こたび尋ねし勝概こそは、始めて我心を滿ち足らしめ、我をして平生夢寐する所の仙郷に居る念をなさしめしものなれ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
われは平生|夢寐の間に往來する所の情の、終に散じ終に銷すること此飛泉と同じきを想ひて、忽ち歌ひ起していはく。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
我が夢寐の間に忘るゝことなかりしララなりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
計らずもその夢寐に忘れざる姿を見たりし彼が思は幾計なりけんよ。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
松川浦は松島に次ぐ東奧の奇勝と稱せらるゝ處、余は多年之を夢寐に見しが、今現にその地に來れり。
— 大町桂月 『常磐の山水』 青空文庫
同時に、これがあの五年のあひだ夢寐にも忘れることなく待つてゐたその瞬間かとおもへば嘘のやうな氣もし、崩をれて行く心の疲れをどうすることもできなかつた。
— 島木健作 『第一義の道』 青空文庫
また支麦輩の夢寐にも知らざるところなり。
— 正岡子規 『俳人蕪村』 青空文庫
作例 · 標準
彼は夢寐にも故郷を忘れることはなかった。
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大切な書類を紛失した夜は、夢寐もできませんでした。
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夢寐中に見た美しい景色が、今でも鮮明に思い出される。
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