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贈遺

ぞうい
名詞
1
標準
文例 · 用例
今其集に就て交友を考うるに、袁」]と張天師とは、最も親熟するところなるが如く、贈遺の什甚だ少からず。
幸田露伴 運命 青空文庫
しかし目見に伴う飲※贈遺一切の費は莫大であったので、五百は終に豊芥子に託して、主なる首飾類を売ってこれに充てた。
森鴎外 渋江抽斎 青空文庫
兎に角茶山は此種々の贈遺に酬いむと欲した。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
わたくしは此「屡蒙寄贈」の四字から、梅泉が竹田に好を通じて、音問贈遺をなしながら、未だ相見るに及ばなかつたものと推するのである。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
贈遺を記する文中に「お柳」、「お作」の名があり、又「お作婿山本又市、今名もちよし」と云つてある。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
就中私の手許から贈遺した本には、正誤表の出来た後、それを添えなかったことはない。
森鴎外 不苦心談 青空文庫
その遺言状に、騎馬競馬から車用馬まで飼馬残らずわが死後決して売却また贈遺すべからず、必ずことごとく撲殺すべしとあった由。
馬に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
復活祭の節、キリスト教徒が鶏卵を食い相|贈遺するに付いて、諸他の習俗、歌唄、諺話、欧州に多いが、要するに天の卵より雛の生まれ出るにキリストの復活を比べ、兼ねて春日の優に到ると作物の豊饒を祝うたのだ。
鶏に関する伝説 十二支考 青空文庫