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舌状

ぜつじょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
この舌状帯下の部分に限って凍雨と雨氷が降っている事が分るのである。
寺田寅彦 凍雨と雨氷 青空文庫
そしてその頭状花の周縁に射出する多数の舌状弁花をその光線に見立ったものだ。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
なぜこの花を日輪、すなわち太陽にたとえたかというと、あの大きな黄色の花盤を太陽の面とし、その周辺に射出している舌状花弁を、その光線に擬えたものだ。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
右に分業といったが、すなわち、花盤上にある小花はもっぱら生殖を司り、周辺にある舌状小花は、昆虫に対する目印の看板と併せて生殖を担当している。
牧野富太郎 植物知識 青空文庫
この今名タビラコ古名ホトケノザは、我邦諸州の田面に普通で秋に種子から生じ早春に漸く繁茂し、春|闌わにして日光を受け競うて小なる黄色の頭状花(舌状花より成る)を開きすこぶる美観を呈する。
牧野富太郎 植物記 青空文庫
原は西南から東北に延びた舌状をなしていて、中央を細い沢が貫流し、周囲を落葉喬木に取り巻かれた草地に、針葉樹が少許り生えています。
木暮理太郎 日本アルプスの五仙境 青空文庫
半開きになった貝殻の間から俗にサネと称する舌状物を突き出している時の様子がすこぶる女性の何かを思わせるものがあるというのでこの名がある。
知里真志保 ホッキ巻 青空文庫