寝道具
ねどうぐ
名詞
標準
bedding
文例 · 用例
市郎はお杉の手から燈火を受取って、左右の隅々を照し視たが、上も下も右も左も唯一面の嶮しい岩石で、片隅の低い岩の上には母子の寝道具かと思われる獣の生皮二三枚と、茶碗と箸と薬鑵のたぐいが少しばかり転がっているのみで、他には別に眼に入る物もなかった。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
半七は先ず押入れをあけると、内には寝道具と一つの古葛籠があった。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
「ちょいと手を借してくんねえ」 友吉に手伝わさせて、半七は押入れから寝道具をひき出してみると、枕は坊主枕一つと木枕二つ、掛蒲団と敷蒲団も三、四人分を貯えてあるらしかった。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
今も寝道具を調べたら、白粉や油の匂いがする。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
追附け、寝道具も運ぶでがすで。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
襖の次にちょっとした更衣の控室もあって、そこへわたくしは寝道具や鏡台を取寄せて、もはや生涯家を脱け出たつもりの仮りであるのか実であるのか行く末判らないこの世の住家を定めました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
どうでお構い申すことは出来ませんが、あなたの寝道具ぐらいはありますから。
— 岡本綺堂 『麻畑の一夜』 青空文庫
」「どうで徹夜の考えですから、寝道具などはいりません。
— 岡本綺堂 『麻畑の一夜』 青空文庫
作例 · 標準
来客のために新しい寝道具を用意した。
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引越しの際、かさばる寝道具をどう運ぶか悩んだ。
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冬は暖かい寝道具が必須だ。
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