巫蠱
ふこ
名詞
標準
文例 · 用例
都では巫蠱の獄が起こり戻太子の悲劇が行なわれていたころ、父子相伝のこの著述がだいたい最初の構想どおりの通史がひととおりでき上がった。
— 中島敦 『李陵』 青空文庫
米国でも硝子蛇ちょっと触れば数片に折け散りまた合して全身となるといい、それより転じて真の蛇断れた時|艾のような草で自ら続ぎ合すという(オエン『|老兎および巫蠱篇』)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
また諸鬼、妖魅、悪精、巫蠱を司る。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
これをかのアジヤ諸州の人民が、虚誕妄説を軽信して巫蠱神仏に惑溺し、あるいはいわゆる聖賢者の言を聞きて一時にこれに和するのみならず、万世の後に至りてなおその言の範囲を脱すること能わざるものに比すれば、その品行の優劣、心志の勇怯、もとより年を同じゅうして語るべからざるなり。
— 福沢諭吉 『学問のすすめ』 青空文庫