葉飾り
はかざり
名詞
標準
文例 · 用例
おとなしい灰水色の制服のカラーに金糸でオリーヴの葉飾りをぬいとりした服をつけた保が、「姉ちゃん、どうして結婚なんて、したの?
— 宮本百合子 『二つの庭』 青空文庫
銀色のサンダルを履き、愛嬌のある美くしい巻毛に月桂樹の葉飾りをつけた彼が、いかにも長閑な様子で現われると、行く先々のニムフ達は、どんなことがあっても見逃すことはありません。
— 宮本百合子 『地は饒なり』 青空文庫
かくてフォーヌやドリアード、ニムフ姉妹の合唱隊は、減水と富源のために働いた、彼等が勇士の愉しげに今は木蔭に憩ひつつ、古き捷利を思ひ合はする勇士に近づき、かろやかに彼のめぐりをとりかこみ、花の冠・葉飾りを、それの額に冠けたり。
— VERS DE COLLEGE 『ランボオ詩集≪学校時代の詩≫』 青空文庫
煙草の煙が立ちこめていて、壁には黄ばんだ着色石版画が並び、いちばん誉れある場所に、帝王の彩色像が掲げられて、樫の葉飾りで縁取られていた。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫