顔氏
がんし
名詞
標準
文例 · 用例
「さすがは顔氏の血をうけた子じゃ。
— 下村湖人 『論語物語』 青空文庫
母|徴在は顔氏の出で父の第三夫人。
— 下村湖人 『現代訳論語』 青空文庫
なお安藤君は、顔氏家訓などに傀儡子を俗に「郭禿」とあるから、その支那音の転訛からだとの仮定説も立ちうるが、それは取らないと言っておられる。
— 古代社会組織の研究 『くぐつ名義考』 青空文庫
「瓢や瓢やわれ汝を愛す、汝|嘗て愛す顔氏の賢を、陋巷に追随して楽しみを改めず、盍ぞ美禄を得て天年を終らざる、天寿命あり汝の力にあらず、功名また驥尾に付す、瓢や瓢やわれ汝を愛す、汝また嘗て豊公の憐れみを受く、金装さんらん軍に従ふの日」 その詩はさらに続いた。
— 山本周五郎 『新潮記』 青空文庫
金石を歴史の考證に應用することは前からあり、秦權を以て史記の中の文字の誤を考證したことが顏氏家訓に見えてゐる。
— ――史記より清初まで―― 『支那史學史概要』 青空文庫
先づ『顏氏家訓』や『南史』『北史』等を材料として當時の南北の風尚を比較すると、南方では茗を飮み魚を食つたが、北方では酪を飮み肉をくらつた。
— 桑原隲蔵 『晉室の南渡と南方の開發』 青空文庫
梁時代の王僧辯の如きは、當代の名臣であつたが、年四十を踰え、官將軍に至つても、猶ほその母魏氏の機嫌を損じた時は、從順にその笞を受けた(北齊の顏之推『顏氏家訓』教子)。
— 桑原隲藏 『支那の孝道殊に法律上より觀たる支那の孝道』 青空文庫
これは顏之推といふ人の顏氏家訓といふ書に見えて居ります。
— 内藤湖南 『近代支那の文化生活』 青空文庫