豆大福
まめだいふく
名詞
標準
bean daifuku
文例 · 用例
――ですから、のちに、私がその「魔道伝書」のすき見をした時も炬燵櫓……(下へ行火を入れます)兼帯の机の上に、揚ものの竹の皮包みが転がっていました―― そういった趣で、啖う事は、豆大福から、すしだ、蕎麦だ。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
「何だ、焼芋、蕎麦、ごもく、豆大福、豌豆の入った――うふ、うふ、うふふ。
— 泉鏡花 『雪柳』 青空文庫
一口坂の停留場前の三好野では、豆大福が山のようだ。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
三好野へはいって一皿十銭のおこわと豆大福を二つ買って、たっぷりと二杯も茶をのんで、私は壁の鏡をのぞいている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
豆大福を売るおばあさんや、焼鳥屋の店が出て、顎紐をかけたお巡りさんが整理にあたっている。
— こけ猿の巻 『丹下左膳』 青空文庫
豆大福や、スアマなんていう菓子があったっけ。
— 古川緑波 『甘話休題』 青空文庫