鳥目
ちょうもく
名詞
標準
cash
文例 · 用例
それはとにかく、この男の子が鳥目で夜になると視力が無くなるというので、「黒チヌ」という魚の生き胆を主婦が方々から貰って来ては飲ませていた。
— 寺田寅彦 『海水浴』 青空文庫
私に言わせると吝さ、端のお鳥目でざら幾干でもあるもんだ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
お鳥目がねえとか、小遣は持たねえとか云ふんだらう。
— 泉鏡太郎 『一席話』 青空文庫
」 と緊乎と手を取る、と急に樣子が變つて、目をしばたゝいたのが、田舍の娘には、十分愁が利いたから、惚拔いて居る男の事、お秋は出來ぬ中にも考慮して、「小助さん、濟みませんが、其だけれど私お鳥目は持ちません。
— 泉鏡太郎 『一席話』 青空文庫
時々子供はお使にやらされる場合、一つか二つのお鳥目を持つことが出来る。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
乞食は働かないで、家毎に鳥目を貰つて歩く。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
そして間もなく出て来ると、垢にまみれた猿みたいな掌を、ぱつと開いて、真中に四角な穴のあいたお鳥目を一つ見せた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
藁のぜにさしに貫かれて、お鳥目が五つ六つ重なつてゐた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
作例 · 標準
今月は鳥目が厳しくて、家賃の支払いが心配だ。
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彼は手元に鳥目がなく、友人に借金を申し込んだ。
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昔は給料日になると、いつも鳥目が尽きていた。
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