躍り出る
おどりでる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to leap out (e.g. onto the stage)
文例 · 用例
そんな筈があるもんか」 と石松、表へ躍り出る。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
中には上半身裸体で屑屋みたいな継ぎハギの襤褸股引を突込んだ向う鉢巻で「サア来い」と躍り出るので、審判に雇われた大学生が腹を抱えて高い腰掛から降りて来るようなこと。
— 夢野久作 『ビール会社征伐』 青空文庫
深く悦服して居る領主の心を計りかね、輕々しき行動は控へて居るものゝ、若しも小室が何等か恨を晴らさうとするならば、火も水も物かはと躍り出るもの五人や十人ではない。
— 伊藤左千夫 『古代之少女』 青空文庫
私は、キヤツと叫んで襖の蔭から躍り出ると(母も、キヤツと叫んで私をとらへようとしたが、私の身の交し方が速かつた。
— 牧野信一 『毒気』 青空文庫
之に湯を注げば蛤自ら開きて昆布、辻占、麩、鰕など躍り出る仕掛なり。
— 子規 『闇汁圖解』 青空文庫
作ることの喜びにせき立てられてエレクトロニクスの世界を存分に駆け回ってきた松本は、マイクロコンピューターと出合って天分をフォーカスさせ、時代の先端に躍り出るチャンスをつかんだ。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
だがビジカルクとアラン・ケイの論文は、国家や企業の枠組みの中で電子計算機を発展させている限りけっして前面に躍り出ることはなかっただろう、独立した一個の人格に奉仕するコンピューターの姿をあざやかに描き出していた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
「こら坊主、香を焚け、香を……」 墓穴の中から躍り出ると、法水は台本にもない台詞を叫んだ。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to jump (e.g. into first place)
作例 · 標準
例句