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御寮

ごりょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
まことに人生、花嫁御寮
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
それでも心をポーッとさせる、まことに、人生、花嫁御寮
亡き児文也の霊に捧ぐ 在りし日の歌 青空文庫
―― との、まだお稲が死なぬ前に、ちゃッと祝言した花嫁御寮に向うての、――お主は後妻じゃ、二度目ぢゃと思うておくれい、――との。
泉鏡花 陽炎座 青空文庫
高島田に花笄の、盛装した嫁入姿の窈窕たる淑女が、その嫁御寮に似もつかぬ、卑しげな慳のある女親まじりに、七八人の附添とともに、深谷駅から同じ室に乗組んで、御寮はちょうど私たちの真向うの席に就いた。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
この片袖を挟んだ古革鞄を自分にぶら下げさせて、嫁御寮のあとに犬のごとく従わせて、そのまま今日の婿君の脚下に拝し跪かせらるる事である。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
車外には御寮を迎の人数が満ちて、汽車は高崎に留まろうとしたのであるから…… 既に死灰のごとく席に復して瞑目した技師がその時再び立った。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
――あの時、その窈窕たる御寮が、汽車を棄てたのは、かしこで、その高崎であった。
泉鏡花 唄立山心中一曲 青空文庫
お約束でね、御寮人には附きものの小女ですよ。
泉鏡花 南地心中 青空文庫