群星
ぐんせい
名詞
標準
文例 · 用例
つまり大小の群星には二つの党派があってそれぞれの根拠地より出でて互いに入り乱れつつも目ざす処に馳せ行くがごとき有様である。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
コバルト色に深く澄み渡つた南の空に、大粒の宝玉のやうに燦々と光り輝く十字星は、天空一ぱいに散乱する群星を圧してゐた。
— 岡本かの子 『星』 青空文庫
面白いことには群星は素足でゐるが、主立つた星は古代埃及独特の独木舟に乗つてゐる。
— 岡本かの子 『星』 青空文庫
――かかるうちにも、しだいに時はたって、ようやく押し迫ったものは、とっぷり暮れた群星ちりばめられたる星月夜です。
— 京人形大尽 『右門捕物帖』 青空文庫
初月楚々として西天に懸り、群星更に光甚を争ふ。
— 北村透谷 『客居偶録』 青空文庫
わが視たる群星は未だ念頭を去らず、静かに燈を剪つて書を読まんとするに、我が心はなほ彼にあり。
— 北村透谷 『一夕観』 青空文庫
晴れわたった夜空には月もなく、ただ銀河系の群星が暗黒な空間にダイヤモンドの砂を撒いたようにキラキラと燦いていた。
— 海野十三 『地球盗難』 青空文庫
蒼い空を仰いでは群星の統一に打たれ、淋しい深い北国の海を眺めて、無量の哀調を聞くことを忘れざる西田氏は、ベルグソンの神秘とヘーゲルの深遠とを慕うて、その哲学体系を豊かに、潤いて、物なつかしく、深くして、不思議にした。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
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群星 (ぐんせい) は、バラの園芸品種の1つ。1986年に日本で、菊池利吉によって作出された。
出典: 群星 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0