一昼夜
いっちゅうや
名詞副詞
標準
whole day and night
文例 · 用例
それが大体北西の針路を取ってざっと一昼夜に百里程度の速度で進んでいた。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
転向の原因、勢力消長の決定因子が徹底的に分らない限り、一時間後の予報は出来ても一昼夜後の情勢を的確に予報することは実は甚だ困難な状況にあるのである。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
一昼夜に五、六回の噴出を、色々な器械を使って観測するのであるが、一回の噴出に約二時間もかかる上に噴出前の準備があり噴出後の始末もあるので、夜もおちおち安眠は出来なかった。
— 寺田寅彦 『箱根熱海バス紀行』 青空文庫
一|匁の分銅を一分間吊した後と、一時間あるいは一昼夜吊しておいた後とは幾分の差がある。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
一体、海の面はどこでも一昼夜に二度ずつ上がり下がりをするもので、それを潮の満干と云います。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
僅か、一昼夜半の間に、市街は、すっかりその風ボウをかえてしまった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
それにしてはあまりに貧弱な露店のような台ではあるが、しかし熱海の間歇泉から噴出する熱湯は方尺にも足りない穴から一昼夜わずかに二回しかも毎回数十分出るだけであれだけの温泉宿の湯槽を満たしている事を考えればこれも不思議ではないかもしれない。
— 寺田寅彦 『丸善と三越』 青空文庫
従ってわれわれのだいじな五体も不断にこの弾丸のために縦横無尽に射通されつつあるのは事実で、しかも一平方センチメートルごとに大約毎分一個ぐらいの割合であるから、たとえば頭蓋骨だけでも毎分二三百発、一昼夜にすれば数十万発の微小な弾丸で射通されている。
— 寺田寅彦 『蒸発皿』 青空文庫
作例 · 標準
システムの復旧のため、エンジニアたちは一昼夜働き続けた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
大型台風の接近により、この地域は一昼夜にわたって暴風雨に見舞われた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
犯人は逮捕されるまで、一昼夜逃げ回っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
彼女は病気の息子のそばを離れず、一昼夜看病を続けた。
幻辭AI · gemini-2.5-pro