牌楼
ぱいろう
名詞
標準
文例 · 用例
柴長官は先ず安民公署という分署を東西北八胡同と西四牌楼北報子胡同の二個所に設け、布告を発して曰く、 『軍人の住民の宅に入りて捜査するを許さず、若し違反する者あらば住民はその面貌 等を記して告発す可し』 と。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
門外で拝観券を買つて、入口の大きな牌楼を過ぎると、左右は松柏の老樹が深林を成し、広い路の両側に豹、獅子、馬、駱駝、象の大きな石像が或は立ち或は臥してゐる。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
一月十四日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 目白より(北京・牌楼の写真絵はがき)〕 一九四〇・一・一四。
— 一九四〇年(昭和十五年) 『獄中への手紙』 青空文庫
半三郎はやはりその午後にも東単牌楼の社の机にせっせと書類を調べていた。
— 芥川龍之介 『馬の脚』 青空文庫
一時間の後、先生の邸を辞し、歩して東単牌楼のホテルに向えば、微風、並木の合歓花を吹き、斜陽、僕の支那服を照す。
— 芥川龍之介 『北京日記抄』 青空文庫