泊まり場
とまりば
名詞
標準
文例 · 用例
泊まり場所をさがしながら先刻うろついていた旅人である。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
ガンたちは森の中の沼地に泊まり場所を見つけて、そこに舞いおりました。
— NILS HOLGERSSONS UNDERBARA RESA GENOM SVERIGE 『ニールスのふしぎな旅』 青空文庫
ああ、今夜の泊まり場だ。
— 早川鮎子 『穂高岳屏風岩にて』 青空文庫
これほど高くて、自由で、感じのいい泊り場所はめったにない。
— 大島亮吉 『涸沢の岩小屋のある夜のこと』 青空文庫
彼女は近所の便利なところに、泊り場所ぐらいは見つけられた筈だが、夜遅く、電車で僕の家へやって来た。
— 豊島与志雄 『好人物』 青空文庫
「じゃあ己にゃ持って来いの泊り場所だ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
従つてその泊り場も一定してゐた訳ではなく、或る時は隅田川の上流の人気ない浅瀬に、或る時は都市の中央に架つた巨大な橋の下に。
— 神西清 『水に沈むロメオとユリヤ』 青空文庫
というのは、もうすでに夜も遅く、また今では自分が欲しようと欲しまいとこの一家とすっかり結びついているのだから、ここに泊まることはほかの理由からならおそらく耐えがたいだろうが、この結びつきを考えに入れると、この村ではいちばん自然な泊り場所であるように思われたのだった。
— DAS SCHLOSS 『城』 青空文庫