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滄浪

そうろう
名詞
1
標準
文例 · 用例
恭助は太く疲れて禮服ぬぎも敢へず横に成るを、あれ貴郎お召物だけはお替へ遊ばせ、夫れではいけませぬと羽織をぬがせて、帶をも奧さま手づから解きて、糸織のなへたるにふらんねるを重ねし寐間着の小袖めさせかへ、いざ御就蓐と手をとりて助ければ、何其樣に醉ふては居ないと仰しやつて、滄浪ながら寐間へと入給ふ。
樋口一葉 われから 青空文庫
滄浪の水清まばもって吾が纓を濯うべく、滄浪の水濁らばもって吾が足を濯うべし』……融通|無碍になりさえすれば、物事かえって面白うござる」(それ始まったぞ、始まったぞ) 新八郎は苦笑と共に、こう思わざるを得なかった。
国枝史郎 十二神貝十郎手柄話 青空文庫
彼が蒼い顏をして澤畔に行吟してゐると、其所へやつて來た漁父が、『滄浪之水清兮、可以濯吾纓。
新渡戸稻造 教育の目的 青空文庫
滄浪之水濁兮、可以濯我足』と歌つて諷刺した。
新渡戸稻造 教育の目的 青空文庫
彼が蒼い顔をして沢畔に行吟していると、其所へやって来た漁父が、「滄浪之水清兮、可以濯吾纓。
新渡戸稲造 教育の目的 青空文庫
滄浪之水濁兮、可以濯我足」と歌って諷刺した。
新渡戸稲造 教育の目的 青空文庫
我れ獨り後に殘り、滄浪として父の居る上州の故郷に歸る。
堀辰雄 萩原朔太郎 青空文庫
山県有朋も伊藤博文も、ここに別荘を建て、それぞれ古稀庵、滄浪閣と名づけて、今もその跡が残つている。
――年頭雑感―― 時 処 人 青空文庫