人欲
じんよく
名詞
標準
human desires
文例 · 用例
人間の住してゐる世俗の國 civitas terrenna は人欲の私に本づいて立てられてゐる。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
社會問題は資本家も勞動者も皆人欲を主張するより起る。
— 森鴎外 『古い手帳から』 青空文庫
一月ばかり前の夜、同じこの歌枕で会った時、蝶吉はそれとはなく、頻に子が一人欲しくはないかといったのを、気にも留めないで聞棄にしたが、松の鮨の毒口を、ここで聞正せば実際で、梓は思い懸けず、且つ驚き且つ呆れ、あわれにも情なくも思ったのである。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
」 そんなことを思ふと、彼は妻でなくとも好いせめて恋人なり一人欲しいと思つた。
— 横光利一 『悲しめる顔』 青空文庫
男の子が一人欲しいようなことを言ってるけれど、やらずかやるまいか、まアもっと先へ寄ってからのことだ。
— 徳田秋声 『足迹』 青空文庫
「男の子が一人欲しい。
— 上司小劍 『石川五右衞門の生立』 青空文庫
かの林羅山の如きも、既に煙癖があったと見えて、その文集の中に佗波古、希施婁に関する文章が載っており、またその「莨※文」の中に、拙者性癖有レ時吸レ之、若而人欲レ停レ之未レ能、聊因循至レ今、唯|暫代レ酒当レ茶|而已歟。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
かの林羅山の如きも、既に煙癖があったと見えて、その文集の中に佗波古、希施婁に関する文章が載っており、またその「莨※文」の中に、拙者性癖有時吸之、若而人欲停之未能、聊因循至今、唯|暫代酒当茶|而已歟。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
作例 · 標準
仏教の教えでは、人欲を捨てることで悟りを開くと言われる。
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彼の行動は、まさに人欲のままだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
人欲に囚われず、清らかな心で生きることが大切だ。
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