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申し次ぎ

もうしつぎ
名詞
1
標準
文例 · 用例
而して人間の娯楽にはすこしく風流の趣向、または高尚の工夫なくんば、かの下等動物などの、もの食いて喉を鳴らすの図とさも似たる浅ましき風情と相成果申すべく、すなわち各人その好む所に従い、或いは詩歌管絃、或いは囲碁挿花、謡曲舞踏などさまざまの趣向をこらすは、これ万物の霊長たる所以と愚案じ申次第に御座候。
太宰治 不審庵 青空文庫
十三日のことだという」「同じく十六日、幕府|申次の大井新右衛門から使者があって、涌谷さまは初めて麻布を出、大井方へ出頭された。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
そこにはやはり申次の島田出雲、新たに申次となった妻木彦右衛門が同席して、対談一刻に及んだという」 この日から堰が切って落されたのだ、と甲斐は思った。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
それで午後七時に、三人の申次から自分に使者があり、志賀、浜田、今村、横山ら四人を、地境検分の責任者として出頭させよとの口上により、絵図、覚書を持たせて、四人を大井方へ遣わした。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
大井新右衛門は異議をとなえたが、島田出雲が受理したという」 翌日、三人の申次は登城して、老中酒井侯、稲葉侯、土屋侯、板倉侯同座のうえ、涌谷さま覚書を披露した由である、と甲斐は朱筆を入れた。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
「九日からのことはまだ書いてない」と彼は呟いた、「九日には三人の申次から老中の命で、古内志摩を出府させるようにと言って来、すぐに仙台へ急使をやった」 岩沼さまはずっと一ノ関と会っていない。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
「列座の顔ぶれは」 ――老中は酒井侯はじめ、久世侯、土屋侯、板倉侯、稲葉侯、申次として町奉行の島田出雲守、作事奉行の大井新右衛門、大目付は大岡佐渡守、目付は宮崎助右衛門、以上の由にございます。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫
申次の島田出雲守と大井新右衛門が出迎えて、かれらを表て座敷に案内した。
第四部 樅ノ木は残った 青空文庫