もっとも至極
もっともしごく
名詞-の形容詞形容動詞名詞
標準
perfectly reasonable
文例 · 用例
F屋|喫茶店にいた文学青年給仕のM君はよく、銀座なんか歩く人の気が知れないと言っていたが、考えてみれば誠にもっとも至極なことである。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
さて、君の左の人差し指と拇指の間の皮膚の筋を見て、君が採金地の株を買わなかったと云うことが、あまり首をひねりまわさない中に解ったと云うわけさ」「どうも僕には何の事か解らないね」「いや誠に御もっとも至極――しかしこれはごく手短に説明することが出来るんだ。
— コナン・ドイル 『暗号舞踏人の謎』 青空文庫
」 執事は、京子の提言をもっとも至極だと思った。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
それならば、ご心痛なさるのもごもっとも至極、よもや、今のそのお話、うそではござりますまいな」「もってのほかのこと、不妄語戒、犯すほどのばち当たりでござりましたら、蓮信、この紫数珠を身につけてはおられませぬ。
— 開運女人地蔵 『右門捕物帖』 青空文庫
「ご不審はごもっとも至極、てまえはこれなる巻き羽織でも知らるるとおり、八丁堀の右門と申す者でござる」「おお、そなたでござったか!
— お蘭しごきの秘密 『右門捕物帖』 青空文庫
そうした金のために、十年の間、心も身体も、めちゃくちゃに嘖まれた彼女が、他の手段では、脱し切れない境地を、死をもって脱しようとすることは、もっとも至極のことのように思われたのです。
— 菊池寛 『島原心中』 青空文庫
「故人をお悲しみになりますことはごもっとも至極なことですが、しかしそんなにまで深くお歎きになってはよろしくないでしょう。
— 柏木 『源氏物語』 青空文庫
これらの言を聞けば一応はもっとも至極にして、道徳論に相違はなけれども、その目的とする所、ややもすれば自身に切ならずして他に関係するものの如し。
— 福沢諭吉 『日本男子論』 青空文庫
作例 · 標準
あなたが彼の発言に対して抗議するのは、今の状況ではもっとも至極な判断です。
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プロとして結果に責任を持つのは当然であり、その厳しさはもっとも至極といえる。
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嘘がバレて周囲の信用を失うなんて、自業自得だしもっとも至極な結末だね。
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