紅楼夢
こうろうむ
名詞
標準
Dream of the Red Chamber (18th century novel by Cao Xueqin)
文例 · 用例
」「まさか、金瓶梅……」「紅楼夢かも知れないよ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
」「何だ、紅楼夢だ。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
」 と上目づかいに、酒の呼吸を、ふっと吐いて、「学海|説一雪紅楼夢――待った、待った、第一の艶書を、あの娘に説かれては穏かでない。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
」 と掌で押えて留めるとともに、今度は、ぐっと深く目を瞑って、「学海施一雪紅楼夢――や不可え。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
誰が紅楼夢だときめたよ、一人で慌てているんじゃないか。
— 泉鏡花 『薄紅梅』 青空文庫
名高い『紅楼夢』だ。
— 島崎藤村 『船』 青空文庫
が、「水滸伝」「西遊記」「金瓶梅」「紅楼夢」「品花宝鑑」等の長篇を絮々綿々と書き上げる肉体的力量には劣つてゐると思つてゐる。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
墨をすらせる子供以外に私に就て考へてをらず、自分の死後の私などに何の夢も托してゐなかつた老人に就て考へ、石がその悲願によつて人間の姿になつたといふ「紅楼夢」を、私自身の現身のやうにふと思ふことが時々あつた。
— 坂口安吾 『石の思ひ』 青空文庫
作例 · 標準
紅楼夢は、中国四大奇書の一つとして世界中で読まれている。
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紅楼夢を読み進めるうちに、登場人物たちの人生に深く感情移入した。
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この映画は、紅楼夢の世界観を見事に映像化している。
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ウィキペディア
紅楼夢 は、清朝中期乾隆帝の時代(18世紀中頃)に書かれた中国長篇章回式白話小説。原本の前80回はなお残っており、完本は114回に達しなかったと推定される。今流通している前80回が曹雪芹(そう・せつきん)の原文と言われる。胡適が後四十回は高鶚(こう・がく)の続作と主張しているが、現在は「無名氏」に変更されている。中国八十年代以降、『三国志演義』『水滸伝』『西遊記』と並べて『中国四大名著』と位置づけられ、現代中国には『紅楼夢』が名前の由来となった、紅楼夢賞・世界華文長編小説賞という文学賞が存在する。
出典: 紅楼夢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0