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仰のく

あおのく
動詞-五段-カ行
1
標準
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文例 · 用例
こうして再びスウィスに入ると、電車は次第に山の間を登ってゆく、窓をあけて仰のくと、雪の傾斜は、雲の裾から逆落しに渓を圧して、頂は見えないがスカリノの氷河は、窓に近いらしい。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
雪は近いが、大通りから仰のくのは、やっと二千四、五百|米突そこそこで、シャモニーから見たモン・ブロンの連脈や、インテルラーケンから仰いだユンクフラウ三山と云うような、立派な山は大分遠い。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
街をぐるっと取りまく雪の尾根は、東西に貫ぬくイン河と、南から落ちるシル Sill の渓を隈取りにして、仰のく空の八方は、ギザギザの雪の山稜で限られている、そのいくつにも枝に分れた尾根の端は、樅、唐檜が欝蒼として、街の人家や尖塔の白くひかったのが浮き上って見える。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
ここから仰のくと、正面にはかの氷河のすぐ上が、ややなだらかなフィルン Schreck-firn につづいて、そのうしろを、ぐるっと取り囲む障壁は、有名なクーロアール Couloir となっている。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
その信仰のくずれるのをおそれたのだ。
山川方夫 演技の果て 青空文庫
第二には我々日本人と出所を同じくし、中代幾たびか政治の手を分かち、疎隔の生活を続けていたのにかかわらず、今に至るまでなお言語信仰のくさぐさの古風に、争われぬ一致を遺している西南諸島人の間に、やはり稲の産屋を意味する言葉が明らかに痕づけられることであった。
柳田国男 海上の道 青空文庫
シュピーツは静かな町である、トゥーンの南ニーセンの直下にあるから、あおのくと、ピラミッドの雪の山は湖水をのぞき込むように屹えて居る、対岸のベアテンベルクには、重たく雲がたれ下って、フィヒテの森が雪をかずいて美しかった。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
教会の鐘が鳴りだしたので、窓をあけて見ると、渓はまだ寝が足りないように薄ぐらいけれど、あおのくと、空は蒼く晴れている。
辻村伊助 スウィス日記 青空文庫
作例 · 標準
毎日の生活の中で色々な発見がある。
友人との会話を通じて新しい視点が得られた。
家族と過ごす時間は何より大切だ。
日常の小さなことに感謝する心が大事。
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