べらぼう奴
べらぼうめ
感動詞
標準
you fool!
文例 · 用例
――「俺あ、ちやんと見たんだ、鶴井の野郎が垣根の穴を塞いでゐるところを――べらぼう奴、あんなものを突き抜くのは一ト息だよ。
— 牧野信一 『心象風景』 青空文庫
わたしぁ、べらぼうめ、そんな苦情は、おれのとこへ持って来たって仕方がねえや、ばさばさのマントを着て脚と口との途方もなく細い大将へやれって、斯う云ってやりましたがね、はっは。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
「べらぼうめ、そんなことがあるもんか」 女房の制めるのもきかずに、彼はおまきの台所へ忍んで行って、内の様子を窺っていると、やがておまきの嬉しそうな声がきこえた。
— 猫騒動 『半七捕物帳』 青空文庫
」「戦地だい、べらぼうめ。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
べらぼうめ、弱い音を吐くねえ、此の小僧、何うだ。
— 泉鏡太郎 『錢湯』 青空文庫
親が居ないと侮って、ちょいと小遣でもある徒は、除物にして苛めるのを、太腹の勝気でものともせず、愚図々々いうと、まわらぬ舌で、自分が仰向いて見るほどの兄哥に向って、べらぼうめ!
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」「そんな水ッぽいもんじゃあねえや、べらぼうめ、そこいらに在る、有平だの、餡麺麭だの、駄菓子で結構だ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
「早くしねえかい、べらぼうめ。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
「べらぼう奴!俺の言うことを聞け!」
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「まったく、べらぼう奴め、こんな簡単なミスをするなんて。」
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「おい、そこのべらぼう奴!邪魔だ!」
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