土釜
どがま
名詞
標準
earthen rice cooker
文例 · 用例
良寛さんは、小さな土釜に米を研いで入れて、かまどにしかけた。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
土釜で炊いた飯は頃加減に冷めていました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
押入はなく、埃で白い二三の風呂敷包、バスケット、土釜、鍋鉢の炊事道具の類、それに小さな置鏡、化粧水の瓶なぞが棚を吊つて載せられてあり、壁にはりつけられ、一方の隅の破れてゐる新聞附録ものらしい美人画は、彼ら兄弟の扮装のモデルであらう。
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
二畳の部屋には、土釜や茶碗や、ボール箱の米櫃や行李や、そうして小さい机が、まるで一生の私の負債のようにがんばっている。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
土釜を七輪に掛けて、机の上に茶碗と箸を並べると、つくづく人生とはこんなものだったのかと思った。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
私は宿酔いと空腹で、ヒョロヒョロしている体を立たせて、ありったけの米を土釜に入れて井戸端に出て行った。
— 林芙美子 『新版 放浪記』 青空文庫
土釜のふたを取ってみたけれども、水が入れてあるきりで、杓子に米粒一つついてはいないのです。
— 林芙美子 『クララ』 青空文庫
私は宿酔いと、空腹でヒョロヒョロする体を立たせて、ありったけの一升ばかりの米を土釜に入れて、井戸端に出た。
— 林芙美子 『放浪記(初出)』 青空文庫
作例 · 標準
土釜で炊いたご飯は、お米一粒一粒が立っていて本当に美味しい。
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我が家では、電気炊飯器ではなく土釜を愛用している。
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キャンプの時に土釜でご飯を炊いたら、みんなに喜ばれた。
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ウィキペディア
土釜(どかま/どがま)は、徳島県つるぎ町にある貞光川にかかる滝である。落差は7m。
出典: 土釜 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0