差し合い
さしあい
名詞
標準
hindrance
文例 · 用例
これは架空の話だから御差し合いの方には真平御免下さいであるが、田中という人物が唾棄すべき悪党であったり、林という美人が自動車に轢き潰されたり、中村という先生が八ツ切りにされたりしたら日本中の田中氏、林氏、中村氏は、作者に対して報復しようのない怨恨を抱き、不浄を感じ、嫌悪の情を以て本を投出す虞がある。
— 夢野久作 『創作人物の名前について』 青空文庫
これは少し差し合いがありますから、町内の名は申されませんが、やっぱり下町のことで、いつかお話をしたお化け師匠の家のあんまり遠くないところだと思ってください。
— 半鐘の怪 『半七捕物帳』 青空文庫
唐琴太夫も……いけないな、ちと、さしあいが悪い」「船ばし様、今に、吉野太夫がおみえなさりましょうが」「それよ」 と、すっかり興に入っている紹由は、膝を打って、「吉野太夫、あの太夫なら、お客にもご不足はあるまい。
— 風の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
年とった人たちは、きっと魔性のものがいたずらをしているのだ、お化けにちがいないと、さもきみ悪そうにうわさしあいましたが、若い人たちは、お化けなぞを信じる気にはなれませんでした。
— 江戸川乱歩 『少年探偵団』 青空文庫
作例 · 標準
互いの計画に「差し合い」が生じ、プロジェクトは停滞してしまった。
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予期せぬ「差し合い」を乗り越え、チームは目標達成に向けて前進した。
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「あの二人の「差し合い」が、会議を長引かせた原因だったね。」
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