賓館
ひんかん
名詞
標準
文例 · 用例
軍需大臣の官邸にするとか、迎賓館にするとか、趣向を凝して供出を迫ってきているが、いまのところ頑張り通していると。
— 清澤洌 『暗黒日記』 青空文庫
途中ベルギー大使館の手前で外人に英語で道を尋ねられ、不器用なジェスチャーで迎賓館の方向を示した。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
迎賓館に通じる大通りを渡り、四谷見附橋を渡り、最後に赤信号を無視してホテルニューオータニに抜ける小さな横断歩道を小走りに渡ると、北門から上智大学に入った。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
新宿通りを麹町方向に進み、迎賓館前を通って首都高速に乗る。
— 太田健一 『脳細胞日記』 青空文庫
使者の一行は、呉会の賓館にはいって、のち城中に登り、曹操の旨をつたえて、「まだご幼少にいらせられる由ですが、孫閣下のご長男を、このたび都へ召されることになりました。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
そこで、呉会の賓館に、大会議をひらいた。
— 赤壁の巻 『三国志』 青空文庫
ガラス張りの貴賓館らしい下に、翁の一邸があり、そこの縁先をあけ、古色蒼然たる例の山高帽に、黒マント、顔半分、襟巻きに埋めて、松葉杖をつきながら、西洋アヤツリ人形みたいに、本年九十二歳のおじいさん出座。
— 吉川英治 『随筆 新平家』 青空文庫