有り難い
ありがたい
形容詞
標準
文例 · 用例
つまり、自分を、てんで問題にせず恥しめてくれる作家が有り難いようなのである。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
あたりまえのことであるが、私は、これを有り難い発見だと思っている。
— 太宰治 『懶惰の歌留多』 青空文庫
理性や知性の純粋性など、とうに見失っているらしく、ただくらげのように自分の皮膚感触だけを信じて生きている人間たちにとっては、なかなか有り難い認識論である。
— 太宰治 『多頭蛇哲学』 青空文庫
「たゞ今のご文は、梟鵄守護章というて、誰も存知の有り難いお経の中の一とこぢゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
空で死んだのを有り難いと思え。
— 宮沢賢治 『双子の星』 青空文庫
「ただ今のご文は、梟鵄守護章というて、誰も存知の有り難いお経の中の一とこじゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
あたし本統に有り難いこつたとは思つてますけれど、あたしぢやだめよ、貴方の御相談相手にや、あたしなんか何にもならないんですもの。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
何と有り難い仰せぢやあるまいかなう。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫