反立
はんりつ
名詞
標準
文例 · 用例
反立法としての私の役割が、次に生れる明朗に少しでも役立てば、それで私は、死んでもいいと思っていた。
— 太宰治 『姥捨』 青空文庫
さて、芸術家には、人で無い部分が在る、芸術家の本性は、サタンである、という私の以前の仮説に対して、私は、もう一つの反立法を持ち合せているのであります。
— 太宰治 『女の決闘』 青空文庫
たとえば、硯と墨とか坊主と袈裟とか坊主と章魚とかいうように並用共存の習慣あるいは形状性能の類似等から来るものもあり、あるいは貧と富、紅と緑のような対照反立の関係から来るものもある。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫